投資をはじめて半年程度、株価の乱高下に耐えてきたが「やはり怖い」、今はプラスだがマイナスになるのが怖いなどで相場に距離をとれず日常生活に少なからず支障が・・・投資をはじめたら誰しもが持つ悩み、私もそうでしたし今も、今後そんな日がは来ないとは言いえません
今回の記事では「投資に少なからず悩む方の暴落耐性を増し、退場リスクを減らす一助になれば」と思っています、とはいえ私自身も相場から距離をおけるようになったのは3年目にはいった頃から、始めたばかりの方が気になってしまうのは自然なこと、気にせずにいられるよう一日も早くトータルプラスもしくは回収可能年数に目途をつけましょう
「暴落シュミレーション」をしたことはありますか?
もしあなたが今、投資をしていて怖いと感じているのなら それは「リスクオーバー」の状態かもしれません 暴落シュミレーションしてみてください、もし過去の投資実績を把握していれば方法は簡単 私が管理しているExcelのピボットテーブル集計表を参考にみていきます
私の設定暴落率は50%、2025/9/10終値を元に算出されたデータを参考にみていきます、個別銘柄ベースでなくポートフォリオ全体でみます

注目列は②の「仮想暴落」 どういう計算がされているかっていうと
買付額(保有額)+ 含み損益(幻益額)=現在株価、これを暴落(50%OFF)した評価額に過去にもらった配当金と売却損益を加減したのが仮想暴落列の数字、その総計がマイナス150万
要はこれが現実になった時「買い向かう余力がありますか、また耐えられますか」?ってかってことです・・・個人的な答えは「耐えるが、ただ耐えるのはイヤ」! なので買い向かい保有単価をさげ、次の暴落への耐性高めます、また別の見方をすると株価がさがったってことは「利回りが上昇したってことです」 これから年金生活者になる私にとってはキャッシュフロー改善のチャンス
もし、あなたが暴落シュミレーションして出た▼額を許容できないのなら投資額を減らすか、投資単位を変更しましょう(私は後者を選択しました、100株単位→1株単位)また、許容を迷う時点で暴落時の買増し余力はないのでは・・・?
配当金での回収年数がわかると少しだけ楽観できるかも?

注目は表中最上段赤枠内右の数字右3つ そこには私が9/10現在保有する幻益マイナス銘柄の総計が表示されています 表の内容を説明します
回収年数/配当の列
- C(▼106,477)÷ D(29,116)= 3.66 は幻益▼額を配当で回収できる年数
- ①(▼89,633) ÷ D(29,116) = 3.08(配当+売買損益+幻益)のマイナスを配当予定額で回収できる年数
- ②(▼664,720)÷D(29,116)=22.83は仮
- 想暴落額を配当予定額で回収できる年数
「いやあマイナス銘柄群の回収って時間かかるわ」ちなみに表中の空欄は先の計算結果がプラスなのでExcelの仮定式で非表示になっています
話を続けます、投資スタートから既に半年ほど経過していれば多かれ少なかれ配当金を受領していたりまた、売却損益が発生していると思われます
万一、投資成果がマイナスだったとしても先例のとおりポートフォリオ全体の年間配当予定額を把握していればマイナスの回収年数がわかります

表中の総計欄右下の赤丸で囲まれた数字 5.65 は仮想暴落額▼150万円を年間配当予定額で回収に要する年数です つまり5.65年耐えられれば、それ以降はプラス転換って訳です、こんな声が聞こえてきそうです
「市場や企業業績に変化がなければですよね」確かにそのとおりですが、あくまでシュミレーションですのでご了承ください
ここでいったん投資の前提ですが「そもそも今、あなたが投資しているお金って10年後いや、もしかしたら一生使わないかもしれないお金ですよね」!
もし、その答えが No なら 「そりゃ怖いはずです」、なぜなら近い将来使うかもしれないお金を明日どうなるかわからない世界に投資してるんだから
話を回収年数に戻しますが、さっきの5.65年も待てないという方は、デイトレなど短期トレードに投資行動を変えましょう、ただそんな短期トレードでさえ根拠・ストーリーを描けずに臨むのであれば単に「あがるかさがるか」にお金を張るギャンブルになりかねませんね
よく暴落はチャンスといわれますが「まだ、さがるかもしれない」って恐怖を感じる方は多いと思いますが、その理由は
- 自身の基準とする軸がない
- 更に買いさがる余力が既にない
- 投資先の株価回復を信じる根拠がない だと思います
最後に私が買いに入る判断基準のひとつに
投資に参入した2022/2~5の株価があります 「ん」?ってなると思いますが現在保有する550銘柄すべての2022/2~5の間の最安株価を分析ツールに入力し その基準株価より投資候補銘柄や既に投資している銘柄の株価が「上か、下か」を自作の管理ツールに反映させ、基準を下回るとExcelの一覧表上で該当銘柄の色がオレンジで表示されるよう設定してます
そのオレンジ色が「買増しサインのひとつになります」ただ、買増し判断の材料は他にもあり、これだけで買いにはなりません
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