今回は持ち株のパフォーマンス状況と配当利回りの関係をみたくて保有する日本株538銘柄をあれこれ調べてみると当初の目的とは違った結果がみえてきました「やっぱり株っておもしろい!」
結論から言うと利回り1%未満の銘柄群が2.07倍で高配当株のパフォーマンスを上回る結果で、特に防衛・造船・半導体・防災などの国策銘柄が大きく躍進
ただし単元未満投資ですので金額は大したことありませんのであしからず
国策銘柄は高配当株を上回るパフォーマンスだった
下記表は保有する日本株538銘柄の配当利回り5段階分布です(2025/11/4現在)

金額では黒塗り部分が大きいものの、銘柄あたり幻益(含み益)では利回り1%未満の18銘柄が6,665円でトップ、「高配当銘柄のパフォーマンスがいいのでは」っていう予想とは違い意外した
じゃあ中身は?、好奇心いっぱいでデータ抽出した結果、18銘柄中の8銘柄が突出したパフォーマンスでした

赤色外枠の8銘柄への投資額51,170円に対し評価額160,250円で2.96倍、プラス額は106,080円 少額ながらもトップは東京計器の4.87倍でした
捕らぬ狸の皮算用をしてみます、使用する数字は3つ
投資額54,170円、プラス106,080円、平均保有年数1.98

「あああ~、売ってしまいたい」
興味深いのは表中に昨今話題の防衛銘柄が7つあることです

いったんタイトル回収ですが、国策の影響は意外に大きく無視できないようです、もちろん利確してないので幻益(まぼろし)ですが・・・
パフォーマンス100%超、556分の54銘柄(2025/10/4)
この先は、今回の記事に至った元データに話を移しますので興味のある方はどうぞ、その元データが下記一覧パフォーマンス分布(リスク回避の理由で一部は黒塗り)

興味を惹かれたのは赤枠の100%以上のパフォーマンスをだしている54銘柄の中身です、というのも最近はポートフォリオ全体のバランス調整に注視していたので記事を書く題材として以外で個別銘柄に注目することは減った中、ふと思ったのが100%以上の成績の中身は何?
結果は必ずしも高配当株が上位ではなかった訳ですが、100%以上のパフォーマンス54銘柄一覧を普段は売買判断に利用している管理画面のスクショで紹介します

防衛銘柄を除いたベスト5には半導体、データセンター銘柄が顔をだしました
- 1位:古野電気452.56%
- 2位:三井金属427.93%
- 3位:きんでん336.89%
- 4位:荏原製作所260.67%
- 5位:日テレ258.84%
下位にも防衛・防災・造船・半導体銘柄が顔をだします、古川電工、日本ヒューム、芝浦メカトロニクス、名村造船、川崎重工などが名を連ねています
さて普段は売買判断に活用しているExcel管理画面からパフォーマンス上位54を紹介しましたが、管理項目数が多いので一部を削除した状態で掲載しました、ここでザックリ管理項目を紹介します
- 保有する株数、金額、受領配当額
- 過去の売買益、現保有でも口座入替時の反対売買で一旦利確している為
- 買いに入った金額、買いさがり購入の最安値
- 最安購入価格からの下落額と%
- 買いに入った年月日と最新購入日
- 買い目安の2022/1~7の株価と対比状況
- 買いに入った価格からの下落額と%
- 買付平均価格、幻益額と%
- 通算成績、利確(口座入替)+配当+幻益
- 配当利回り、直近株価対比と保有単価ベース
- 表中の緑色は100%超で色が変化する書式設定
- 逆に買い値から5%下落で黄色、10%でオレンジ(買いのサイン)
管理項目で特に買い判断に活用しているのが赤で表示した項目
表から省いたのは集計に必要な項目で
- 独自のスクリーニング項目
- 保有期間分け指標
- 含み益分け指標
- 株数分け指標
- 配当利回り分け指標
- 売却までの保有期間分け指標
- 企業の経年分け指標
今回の記事で使ったのが利回り段階別指標の集計
記事を書く間も相場は動いてる、今日買った銘柄
この記事を書いている最中も相場は動き、今日10/5は下落基調ってことで一旦相場へ戻りで買ったのが

最近、売却した6銘柄
- 三菱重工(一部売却)
- 三井海洋開発
- 精工技研
- IHI
- 助川電機工業
- ソフトバンクグループ



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