「買いさがり」で保有単価を下げ株価回復を待った結果

投資

まずは現状から

日本株(REIT:7銘柄を含む)

米株(ETF:7銘柄と米株3銘柄)

トータル

・やってきたことは

  • 買いさがって保有単価を下げ、マイナスに耐えて株価の回復を待つ
  • 株価回復を待つ間、上値は追わず新規投資先をさがし買う
  • 買った銘柄の株価が下がったら買いさがる
  • 下げ止まったら放置

上記を繰り返した結果 保有銘柄550 TOBやら損切りでの売却銘柄56 延べ606 

じゃあ その詳細をざっくり

金額ベースで最大のマイナスが8株保有オムロンで▼11,472円を筆頭に77銘柄 逆にプラス最大が20株保有の三菱重工で44,220円を含め473銘柄

私は今年(2025年)大手アパレルをリタイヤするジジイ、長期投資をはじめたのが2022年2月、ただ投資に回せる資金1,000万以下の私には100株単位の投資は値もはり「こわかった」っていうのが正直な思い

ってことで単元未満投資に切替 投資初期に100株保有した21銘柄のうち20銘柄は売却 その後は少しだけ余裕が出来たので現在100株保有は5銘柄 内訳はクラレ、NTT、ヤマハ発動機、東京地下鉄、名港海運 ここでは投資初期から継続保有するクラレの現在を掲載します

結局、怖くて手放した20銘柄ですが保有していたらマイナスなし、どころか3倍銘柄も「残念」!

・YouTubeに知識を求め学んだこと

  • 分散投資、最低でも70銘柄:両学長リベラルアーツ大学
  • 自分で考え銘柄を選ぶ:両学長リベラルアーツ大学
  • 銘柄選定参考サイト「IRバンク」:両学長リベラルアーツ大学
  • 準備(知識武装)してから始めるんじゃなく小さくはじめ実践から学ぶ:両学長リベラルアーツ大学
  • 10%下落で買増し(両学長リベラルアーツ大学)
  • 「大半の人は買売の詳細を把握していない」:両学長リベラルアーツ大学
  • 株価は上昇下落を繰返しながら上昇:草食系投資家Lok
  • 千銘柄くらい保有すると「ある銘柄がさがるとある銘柄があがり安定する」:桐谷さん
  • 投資先銘柄ヒント:ひげづら

「へー、そーいうもんか」ってのが第一印象 いまだ通過点に過ぎず「なにをもって成功というのか」はわかりません 3年後含み損をかかえて「あがいているかも」ですが、いったんまとめると

ちょっとした下落(マイナス)がこわい状態はリスクをとり過ぎってことですかね(このことは身をもって経験済み)

・買いさがって保有単価を下げ、マイナスに耐えて株価の回復を待つ

まずは実例を紹介しますが、あくまで一例であり「必ずこうなる」と言っている訳ではないことを前提にみていただけると幸いです

紹介する銘柄は住友ファーマ 保有株数8 現状はプラスですが今後はわかりません (2025/9/5)

購入歴は

チャートで確認してみます

まとめると

  • 最初の買いが2023/7/28から始まった下落2営業日目に553円で2株
  • 以降2024/2/2までに計5回(6株)買いさがり保有株は8株に
  • プラスに転じたのが2024/8/8 その間約1年マイナスで放置
  • 結果プラス10,752円

ではどうする 今のところ売却する気はなくポートフォリオ全体のプラスを維持しながら配当金をもらい続けるつもり

・買いさがりのマイルール

単に買いさがりといっても、むやみに買いさがる訳ではありません、すべては走りながら学び、修正し時には損をしながらここまできました

  • 買いさがる以上、その企業のビジネスモデルや成長性、例えば人口減少下の国内以外に事業展開があるか?また、海外に事業展開する取引先があるか?
  • 財務(現金同等物の保有割合とその増減・キャッシュフローの健全性)要は余裕資金をもっているか
  • 株主に海外ファンドがあるか?(自分より投資前審査内容は厳しそう)
  • 創業年数:単に四季報に掲載されている上場年ではなく沿革から調べた年数、長く生きながらえているってことは運も堅実性もありかも
  • 全体の売上や利益推移はもちろんのこと、セグメント別実績(事業別・国別)

上記の内容は買いさがっても必ず株価が回復する企業だと自信をもてる根拠として必ず把握してから買いに入り、下落したら買いさがり

そのルールは

  • 初回購入価格の10%を買いさがり幅のベースに買いさがりを実施、どういうことか初回購入価格が500円なら10%の50円幅でさがったら買い 一例を記すと2回目の買いは450円、3回目は400円って感じです
  • 結果さげどまらず マイナス40%を超えたら1株損切り、実際にそうしてきました、これってどういうことかっていうと マイナス40%までは許容するってことです デイトレ勢からは「あいつアホちゃうかってレベルですね」でも「気にしない、気にしない」

このマイルールも投資初期からあった訳もなく、実践できるようになったのはここ1年程度のことです 先に紹介した住友ファーマなどはこのルールを完全に無視して買っていました

投資開始から1年半程度は多くの時間を知識の修得と銘柄選定の仕方に費やし試行錯誤、特に銘柄選定ではIRバンクをフル活用し投資前審査の最後に企業のホームページで事業の詳細、経営計画、決算書(財務3表)を確認というながれでした、時には新たな投資先を探すためにVT(オルカン)の中身を調べたり

現在は各業種(セクター)別持ち高のバランス改善と利益確定の売却基準のルールに取り組んでいます

・まとめ

  • 結局70銘柄以上の分散投資を資金1,000万以下でやるには100株単位では無理ってことを知った
  • 仮にひと銘柄20万としても70銘柄買ったら1,400万、この時点だ資金オーバー、しかも買いさがる余裕なし
  • 投資前審査は厳しく、審査を通過し購入後はルールにのっとって買いまたは損切り

3年半の実現益はサイトメニューの実現益推移の中に掲載していますので興味があればご覧ください

最後に最近投資をはじめた方へ、あきらめず学び、自分の頭で考え、暴落に耐えられる金額内で継続することをお勧めします

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