40代ってうっすら未来がみえちゃうんですよね、社内での最終ポジションとか、ってことで当時40代の私は退職までに稼ぐ金額を計算したことがきっかけで作成した未来予想図がターニングポイントになり人生設計の見直しに着手、現在30代の方は時間を味方に明るい未来を加速できる40代を迎えて欲しく思っています
現実を知った40代、今の生活を続けた先に豊かな老後はない
- 今の会社でこれ以上出世しない
- ってことは給料は上がらない
- しかも役職定年あり(収入減)
- 60才で定年(収入減)
- 就労期間残5年(再雇用・嘱託)
結果、見えたのは二度の収入減、それを元に65才までの総収入を予想
- 現状の年収×役職定年までの年数=①
- 役職定年以降の年収×定年までの年数=②
- 退職金③
- 定年後の再雇用の年収×雇用期間=④
- ①+②+③+④=41以降の総収入
それを踏まえExcelで個人年表、年月の一覧表を作成し各年月にその時々起こるであろうことを入力
42才1ヶ月から男性の平均寿命82才までの40年分、行数にすると480行の表を作成、その表に以下の3項目を入力
- 年齢
- 予想される出来事
- 予想した出来事にかかるであろう費用
当時は未来予想図という名前で保存していたファイルが今は家計簿へ変わり、そこから様々な管理項目に派生し形態は変わりましたので、当時作成した表を再現したモノを以下に掲載します
再現した表中に母親の年齢88才・他界・実家の片付けという項目がありますが、これは冗談ではなく当時真剣に入力した内容です、要は自分を含めた関係者が人生の節目になる年齢をしることで未来に必要な金額を知りたかったわけです
例をあげます
- 娘が16才になる年月から7年間は高校・大学の入学金や学費それに伴う塾の費用
- 就活がはじまればスーツ
- 娘の結婚、出産
- 2年ごとにかかる車検
- 数年ごとの車の買い換え
- 家電の買い換え
- リフォーム
- 収入の減少時期
かなり細部まで作りこんだせいで一覧表作成までは約3ヶ月を要しましたが、なにがいつ起こりそうで、その際に必要な金額を把握し現状と照らし合わせると『あら不思議』漠然とした不安が消えます
私もそうでしたが未来にどんなことが予想され、どれだけのお金が必要かわからないってのは不安です、でも概算がわかると現段階で出来る事と出来ない事が明白になります
当時その現実に落胆もしましたが同時に頑張ればなんとかなる項目は目標にかわり、どう考えても無理な項目は諦めがついたことを覚えています
以前のブログで60才時点でしていたい理想の生活の必要金額を入力したら、その時点で破綻していた事実にはふれていますので、興味のある方はそのブログをご覧くださいhttps://tou4ma15.com/archives/524
話を戻します、起こりうる出来事を表に入力し、その脇に必要と思われる金額を入力しExcelのSUM関数を使うと一瞬で合計がでます、その時に私が感じたのは現状のままの生活を続けた先に豊かな老後はないという事実でした
生活は一変、立てた目標は月の余剰金13万、年150万
具体的な生活費削減策を実行
- 昼食代は200円以内
- 携帯電話解約(実際3年間継続)
- 食は基本自炊
- 社内での付き合いは、ほぼお断り
- 保険は解約
- 自動販売機は使わない
- その他諸々
結果、目標の年150万の余剰金作成は8年間継続、時に迷いはありましたが目標が明確だったので継続できたのかな
- 20代後半に離婚、40代2度目の破局が人生を考えるきっかけに
- 現在、年30万(月平均2,5万)の配当金を目指し株式投資を実践
- 目指すは年金生活突入後、水道光熱費から解放されること
なにかが起こったことで人生設計の見直しや家計改善の必要性を感じた時、それはきっとチャンスです素直に不安に感じたことや、その原因と現状を把握し目標を数字で明確化、この初動が一番大変ですが計画や実行プロセスが明白になればあとは実行あるのみです
40代のターニングポイント以降、改善された金回り
- 考え方が変化 : お金の捉え方が変化
- 行動がかわり : お金の使い方が変化、質素倹約
- その行動を継続 : 質素倹約が日常になり習慣化
なんでも慣れていくもんだなって思います、自衛官時代の経験ですが入隊直後から始まった訓練で毎朝、全身筋肉痛でしたが一ヶ月が経過したころ動くたびに感じていた痛みは消えていました、同様に質素倹約も初動の窮屈感はありましたが金回りの改善を実感し始めると成果への喜びの方が大きくなっていきます
欲しいモノがある時は
- ホントに必要か否かの判断
- 代替品や工夫で事足りないか
- それを買えるステージにいるか
上記のような考え方が習慣化し今でも無駄遣いは控えますが、人生を豊かにするために必要と感じたことやモノにはお金を投じられる選択肢は増えたと感じています、私の場合気づきは40代と遅かったですが前にも書いたとおり「今日が人生で一番若い日です」リベ大:学長の言葉
どの年代であれ気づけたことをラッキーと捉え、すぐに行動を・・・
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